スイスのZiemer社製「FEMTO LDVクリスタルライン」

スイスZiemer社製のフェムトセカンドレーザー機器。
FEMTO LDV」の後継機。2010年リリース。

照射1回あたりのエネルギーが「FEMTO LDV」の1/2、イントラレースの約1/15と小さいエネルギーで済む。照射速度も「FEMTO LDV」の5倍。

作成可能なフラップ厚は90μm、100μm、110μmもしくは140μm。
フラップの作成にかかる時間は8秒程度と、大幅に短縮されている。

「FEMTO LDV」同様、切り込みの角度とフラップの厚みはパターンで固定されているため細かな調整はできず、エッジ角は約30~40度となる。

カテゴリー: レーシック機器

スイスのZiemer社製「FEMTO LDV」

スイスZiemer社製のフェムトセカンドレーザー機器。2007年リリース。

Ziemer社のフェムトセカンドレーザーはもともと「DA VINCI(ダヴィンチ)」という名前で製造・販売されていたが、このモデルから「FEMTO LDV(フェムトLDV)」とした。ちなみにLDVはLeonardo Da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)の略。

アメリカFDAの販売許可を受けている。

FEMTO LDVを用いたレーシックをZレーシックと呼ぶ。

作成可能なフラップ厚は90μm、100μm、110μmもしくは140μm。
フラップを薄く作る事よりも、均一の厚さに作れることを強みとする。

切り込みの角度とフラップの厚みはパターンで固定されているため細かな調整はできず、エッジ角は約30~40度となる。このためイントラレースと比較してフラップがズレやすく、マイクロケラトーム程度の合併症リスクがあるとも言われている。
(※当機器を使用する品川近視クリニックによると、イントラレースiFSと比べてフラップがズレやすいことはないとのこと)

マイクロケラトームより切断面は滑らか。

また、レーザー照射のスポットサイズがイントラレースの約6ミクロンに比べ約1ミクロンと小さく、フラップ作成時の照射エネルギー少なくて済むとされている。

しかし、一方で、照射回数が多いため、トータルで眼にかかる負担はイントラレースより大きくなるというデータもある。

フラップの作成にかかる時間は15~20秒程度。

発売開始当事、世界最小かつ可動型ということで注目を集めた。
(※イントラレースは490Kg、FEMTO LDVは215Kg)
それまでのイントラレーシックは、フラップを作成後、別室に移動しないといけなかったが、この機種の登場によりエキシマレーザーの脇に設置する事が可能となった。

なお、品川近視クリニックの「スタンダードZレーシック」で使われている。
(※品川近視クリニックのホームページ上の記載では”トップビューカメラ搭載”との注意書きがあるが、FEMTO LDVのカタログを見るに標準搭載されていそうではある。)

カテゴリー: レーシック機器

アメリカのAMO(アボット)社製「iFS フェムトセカンドレーザー」

アメリカAMO(Abbott Medical Optics Inc.)社製のフェムトセカンドレーザー機器。
英語名は「iFS Advanced Femtosecond Laser」。

安全性の高さを厚生労働省に承認されている。

同社の「イントラレースFS60」の後継機で、レーザーの照射スピードが従来の機種の約2倍に。照射時間が約半分(約12秒)となり、手術のストレスがより軽減された。

また、照射スピードは速くても照射エネルギーが小さいため炎症が出にくくなっている。

さらに、フラップの切断面の角度が改良され(110~120度)、より強度に優れ、ずれにくいフラップが作れるようになった。

作成されるフラップは約100μmの厚さで、従来のマイクロケラトームによるフラップよりも約60μmほど薄く作ることができる。
これにより、より深く角膜を除去できるため、従来のレーシックでは基準の角膜ベッドを残すことができないような重度の近視の方にも対応できる。

また、イントラレーステクノロジーを用いた角膜移植における角膜切開手術であるIntraLase Enabled Keratoplasty(IEK)を施術できる。

カテゴリー: レーシック機器

ドイツのWaveLight社製「アレグレットWAVE Eye-Q Blue Line」

ドイツWaveLight社(アメリカのALCON社の傘下)製のエキシマレーザー機器。
英語名は「ALLEGRETTO WAVE Eye-Q Blue Line」。

世界中で最多の実績を誇るエキシマレーザー「アレグレットWAVE」シリーズの一つで、前機種「アレグレットWAVE Eye-Q」のマイナーチェンジモデル。

同社のハイスペック機器「アレグレットCONCERTO」の性能の一部を取り入れ、コストバランスを考慮したミドルレンジの戦略モデル。

それまでの機器よりもコストパフォーマンスが高く、2008年に価格競争を繰り広げていた、品川近視クリニックや神奈川クリニック(現:神戸神奈川アイクリニック)が導入。

神戸神奈川アイクリニックは現在は「Visx STAR S4 IR」を使用。
品川近視クリニックは現在も「アレグレットWAVE Eye-Q Blue Line」にコンディションメーターを付設して使用している。

エキシマレーザーは、1/1000ミリ単位で角膜を削るため、施術中に湿度が変化すると、自動的に切除量も変化し、仕上がりに影響が出る。
品川近視クリニックによると、コンディションメーターの付設により、レーザー出力周辺部の常時管理が可能となり、安定したレーザー照射が実現しているとのこと。

特徴

・発振周波数は400Hz、1ジオプターあたり約1.7秒(OZ6mm)という速さで正確なレーザー照射を行う
・角膜周辺部に対するレーザー照射のエネルギーロスを補正、角膜本来の自然な形状を維持するよう照射、術後の球面収差の増加を抑える
・レーザーパルスの重なりを自動制御、角膜の温度上昇を抑える

カテゴリー: レーシック機器

アメリカのAMO(アボット)社製「ビジックス・スター S4 IR」

アメリカAMO(Abbott Medical Optics Inc.)社製のエキシマレーザー機器。英語名は「Visx Star S4 IR」。

1988年に初代のビジックスが開発されてから、7世代目の機器となり、2008年3月にレーシック用のレーザーとして承認を受けている。

世界のブランドである「アイレーシック(iLasik)」を名乗るにはエキシマレーザーに必ずこの「ビジックススターS4 IR」を使わなければならない。
なお、レーザー照射にはコンベンショナルモードとカスタムビューモードがあり、アイレーシックの場合は後者を使う。

カスタムビューモードを使用すると、一人手術するごとに両眼で7万4千円、コンベンショナルモードの場合は3万2千円の使用料がかかる。

角膜の形状を精密に測る機器(ウェーブスキャン)との連携で、通常のレーシックよりよりも質の高い矯正ができる。ただし深い切除を行うため角膜の状態により施術できないケースもある。

レーザー方式は、現在ではやや旧い方式となった「ブロードビーム」というシャッター方式を採用している。

iLASIKで用いられるカスタムビュー照射はオプティカルゾーンが広いという特長がある。
しかし、カスタムビュー照射は近視度数-10Dでは180μmもの非常に深い切除を行うので、半数以上の患者はカスタムビュー照射ができない、すなわちiLASIKができないことになる。

こうした患者に対して、iLASIKを行うと説明しながら、コンベンショナルモードで照射する医療機関が存在するらしいので注意が必要。

非常に重い近視や乱視でありながらiLASIKと説明されて治療を受け、夜間にハロや視力低下を自覚する場合は、iLASIKとは異なるコンベンショナルモードで照射されている可能性がある。

2014年現在、主要な病院の中では、神戸神奈川アイクリニックとSBC新宿近視クリニックが使用している。

なお、元々当機器を製造していたのが機器名にも入っているビジックス社で、AMO社が買収した。資本力のあるAMO社は2007年にフェムトセカンドレーザーの開発メーカーで、市場を独占していたイントラレース社をさらに買収している。

カテゴリー: レーシック機器

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管理人のシンジです。 昨年の夏、数年来先延ばしにしていたレーシックを受けました。 手術の前に1週間ほどメガネ生活を送るのが嫌だったのが先延ばしにしていた理由ですが、もっと早く受けておけばよかったと思いました。 自分自身もどの病院でレーシックを受けようか悩んだので、このサイトが少しでもこれからレーシックを受ける方の役に立てばいいなと思っています。